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2013年12月29日日曜日

久しぶりに投稿します

今年も残すところあと3日程となりました。 年々、1年の経過が短く感じられます。2月の初めに母を亡くし、11月の終わりには、父を亡くし、今年はこれまでになく寂しい年になり、喪に明け、喪に暮れた年になってしまいました。最近、久々に”The Beatles”のあるアルバムの中のある曲を聞いてドキっとしました。何の前触れもなく突然終わってしまうのです。こうした突然の暴力的な終わり方がまさに人生みたいだと思わざるを得ませんでした。 どちらもかなり弱っていたとはいえ、私にとっては予期せぬ突然のことで、最期を看取ってあげることができませんでした。

安倍首相がこの年の瀬に、靖国神社に参拝して、内外で大きな波紋を呼んでいますが、ただでさえ険悪になっている中韓との関係がこれ以上悪化すればどうなるのか不安を駆りたてられます。過去の戦争で、侵略のために中国や朝鮮半島などアジアの国々で多大な犠牲者を出し、残忍な加害を与えています。自分の国の過去を恥たくはありませんが、これは同じ地球上に住む人間として、”消すことのできない事実である。”と、認識しておかなければならないと思います。 1972年、時の総理大臣、田中角栄が日中共同声明で中国と国交を回復した時に、中国の当時の首席、毛沢東が、中国国民に対し次の様な事を言って説得したそうです。 ”今まで我々は、中国を侵略し、多数の中国人を殺害した日本を許せない国だと敵視してきた。しかし実は中国の侵略をはかったのは日本の一部の軍幹部と政治家である。大部分の日本人は、我々が被害者であったように、一部の軍幹部や政治家の被害者、犠牲者である。だから我々は同じ被害者である日本国民と友好関係を持とうではないか。”  現在の靖国神社には、犠牲者だけでなく侵略者の戦争犯罪人も共に祀られています。だから、日本のリーダーによる靖国参拝は、中韓など被害を受けた国の人々に大きな動揺を与えるのです。いくら謝っても、今までの外交的な努力もすべて水の泡になるではありませんか.......

安倍首相は、有罪判決こそ受けませんでしたが、A級戦犯容疑者で後に総理大臣にまでなった岸信介のお孫さん。そうした立場から、GHQによって処刑されたA級戦犯の遺族の複雑な気持ちを蔑ろにすることはできないのでしょう。 こういう立場に置かれた人が、しかもこの様な情勢の中で日本のリーダーの立場にいることに不安を覚えます。

今年はどういうわけか投稿が少なくなってしまいました。 来年はもうちょっと頑張って投稿したいと思います。