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2015年1月19日月曜日

日本の文化の故郷はミステリー

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。 最近、若い人を中心に、日本人全体が保守化の傾向にあるとよく言われるが、その影響なのか、日本人と日本の文化に対して誇りを持っている人が増えているように思う。  天皇制、神道そして、日本語といえば、日本人と日本の文化のアイデンティティの象徴の様なものだと思う。 最近、前回の記事で取り上げた”八咫烏”についてネット上で調べていたら、神道や天皇制に関連した興味深い話を知った。 

3種の神器の一つとされている八咫の鏡 (やたのかがみ)は本物の方が伊勢神宮に、複製の方が皇居内に安置されていて、どちらも伊勢神宮の神官は言うに及ばず、天皇でも見ることができない程、神聖不可侵な物ゆえに謎に包まれている。 にもかかわらず、何人かの人がこの鏡を見ていて、その中の1人の人物が裏側にかかれていた文字を写し取り、ある学者が解読すると、それが、ヘブライ文字で ”私は在って在るもの” ("I am that I am"と英訳されているらしい。)という意味の旧約聖書の中のヤハウェ(ユダヤ教の唯一神)の言葉であったという噂が昔からあるという。これについては、本当なのか、所謂、都市伝説の類のものなのか、真相はわからない。

http://www2.biglobe.ne.jp/remnant/099yata.htm


イラン、イラク戦争の時、サダム フセイン 大統領が記者会見の折、日本の皇室の紋章と同じ、菊花十六紋の付いた腕輪を身に付けていて、ヨーロッパの記者から日本の皇室との関係を尋ねられ、”あなたには、もっと古代メソポタミアの歴史を勉強してもらいたい。 この紋章は、我が国の祖先が、世界最古の文明を築いたシュメール王朝期に用いていた王家の紋章です。”と、返答したそうだ。この菊花の紋章は、メソポタミア、エジプト、イスラエル、インドの地域の遺跡から多く発見されていて、いずれも神、あるいは最高権力者の証として使われていたらしい。オリジナルは、古代シュメール文明の最高神アン(天と光の神)の星の光をイメージで表現した物だといわれているが、果たして、日本の皇室の紋章は、これに由来するのだろうか?

http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/242.html


昔から、日本人とユダヤ人の生活習慣、神道とユダヤ教、日本語とヘブライ語の類似点が多数指摘され 一部の人々の間で ”日ユ同祖論” が根強く支持されている。確かに、宗教関係、文字や言葉に類似点が多く興味深い。単なる偶然と片付けるのには勿体ない気がする。日本人の祖先イコールユダヤ人という理屈には無理があると思うが、シルクロードを通じて、古くから中東方面の文明や文化が伝わり、それらが日本の文化の形成に多大な影響を与えたとしても不思議ではない。更に人間の集団も共に渡ってきて日本人の中に同化した者もいたのだろう。(古代イスラエルの失われた10支族の末裔?~秦氏?)


国歌 ”君が代”や、日本人が古くから親しんできた民謡、童謡の中にはヘブライ語由来のものが少なくないと指摘する人もいるようだ。ただのこじつけじゃないのと、言われればそれまでだが、”本当にヘブライ語でこんな風に解釈できるのだとすれば、興味深くて面白い。

http://hontodesuka.com/%E5%90%9B%E3%81%8C%E4%BB%A3/

http://hontodesuka.com/%E3%81%8B%E3%81%94%E3%82%81%E3%80%80%E3%81%8B%E3%81%94%E3%82%81/

http://hontodesuka.com/%E3%81%95%E3%81%8F%E3%82%89%E3%80%80%E3%81%95%E3%81%8F%E3%82%89/


http://hontodesuka.com/%E3%83%98%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E8%AA%9E-%EF%BC%88%E3%83%98%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%A0%EF%BC%89%E6%96%87%E5%AD%97%E3%81%A8%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%81%AE/


http://hontodesuka.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%81%A8%E3%83%98%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E8%AA%9E%E3%81%AE%E9%A1%9E%E4%BC%BC/


近年、籠(この)神社 という非常に古く由緒ある神社の宮司である海部毅定氏は、彼の著作 ”元初の最高神と大和朝廷の元始” の中で、オリジナルの神道は一神教であったことを明言しているようだ。 また、ウィキペディアの”日ユ同祖論”によると、これまで極秘であったこの神社の裏家紋が最近公開されたが、ダビデ王の紋章である六芒星であったという。

http://ameblo.jp/kaze262/entry-11898077890.html

http://ameblo.jp/kaze262/entry-11898083814.html

http://ameblo.jp/kaze262/entry-11898086972.html

敗戦後まもなくGHQが、仁徳天皇陵を極秘に発掘していたそうだが、この天皇陵の形が、行方不明とされているイスラエルの3種の神器の1つである”マナの壺”の形に酷似していることから、マナの壺を探すために発掘したという噂もある。

http://genryu.at.webry.info/201208/article_1.html


日本と古代イスラエル(ユダヤ) の類似点はこの他にも多数あるらしいが、日本人の祖先=ユダヤ人の理論は飛躍しすぎているとしても、日本古来からの由緒ある文化でさえ、近隣諸国のみならず、遥か彼方の異民族の文化と融合し、この国の事情や風土に合わせて変化、形成されてきたことは事実だと思う。日本の宗教、文化、言語は、古来から、私達が認識している以上にインターナショナルなものだった。それが日本の文化の特質のひとつなのかもしれない。

西洋社会の中で、迫害、差別されてきたユダヤ人は、先進国の中では、唯一、日本人だけに好感を持っており、 日本を”東洋のイスラエル”と感じているという。日本に来たユダヤ人の多くは、初めての訪問でさえも、日本に親しみを感じ、故郷のような懐かしさを感じるという。日本人がユダヤ人から分かれた親戚のように直感していて、そもそもは、”日ユ同祖論”なるものは、ユダヤ人の方から、広まったらしい。 一方、ユダヤ教徒の宿敵、イスラム世界の人々も日本人を非常に尊敬しているという。アニメや漫画も彼らの間では人気があり、礼儀正しさ、、義理、人情といった日本人の美徳とされているものにも共感し、欧米の植民地主義に屈せず独立を守った日本の歴史や皇室の伝統に畏敬の念を抱き、日本を理想社会とまで見ているそうである。イスラエルとイスラム世界の衝突は永く続く、世界の中で最も解決困難な問題であるが、殆どの日本人にとっては、遠くの世界の出来事であり身近に実感し難い問題だ。一方、ユダヤ人とイスラム世界の人々は、共に日本人に親近感と好感を持っているという共通点がある。この難問題の解決に向けて日本が果たす役割は何かというヒントが、中東に由来しているかもしれない日本の古来からの宗教、文化、歌の中に秘められているかもしれない。




*イスラム世界とは、イスラム教徒が中心となっているイスラム諸国のことであり、現在、日本人を人質にとって、巨額の身代金を要求している過激派、暴力組織 ”イスラム国”ではありません。