初めてネットを通じてRobert Finale さんの作品の画像を拝見した時、”世の中には、こんな綺麗な絵を描く人がいるんだな......”と、感動しました。透明感のある淡い色彩に包まれた清涼な雰囲気の作品群から、”北欧かどこか寒そうな国の出身の画家によって描かれたに違いない”と、勝手な思い込みを抱いていました。 最近、そうではないことを知って驚きました。また、繊細なタッチの作風からやや神経質な線の細い典型的な芸術家タイプを想像しますが、格闘家か野球選手のような頑強そうな風貌(写真で拝見しただけですが)も意外でした。
今週は、幅広いスタイルの絵画を生み出し、古典派、現代派の両方の愛好家に支持されながら、2003年に他界したアメリカ人画家、Marty Bell (1931-2003)を取り上げます。
this week's feature is Marty Bell, an American painter, who created a broad range of styles of paintings, being widely supported by both contemporary and traditional tastes. In 2003, however, she passed away.
世界的な愛好家を持つ油彩画家 Marty Bell は、1931年に生まれました。 独特の美への追求に対する創造的な意欲、構想、情熱によって駆り立てられた、新しく発展的なスタイルと方向性を持つ作品で美術界に登場しました。彼女の絵筆から生み出された芸術性の高い表現力豊かな絵画は、古典派から現代派までの幅広い美術愛好家にアピールしました。主に独学で絵画の技法をマスターしましたが、1968年以来プロとして活動していました。最初の11年間は、週に40人の弟子達に指導していましたが、彼女の原画の人気の高まりが、作品の制作に集中するために、自身の美術教室の閉鎖へと追い込みました。 また、市場の需要の上昇に伴い、限定版複製画の制作を始め、1987年、自身の作品の出版社、" Marty Bell Fine Art" を設立しました。200以上の成功した個展や特集作家展において高い評価を受け、100種類以上の限定版複製画を完売し、2400以上の原画を売上ました。