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2011年11月25日金曜日

artist Michael and Inessa Garmash / Vicente Romero


this week's worldwide artists

feature artist of the week (1) Michael and Inessa Garmash

English biography Click here


Michael InessaGarmash 夫妻は、結婚後、ひょんなエピソードから作品を共同制作するようになった美術界のおしどり夫婦です。

Michael Garmash は、1969年、ウクライナのルガンスクで誕生しました。1996年、St Petersburg 美術アカデミーを主席で卒業しました。

Inessa Kitalchik (旧姓)は、1972年にロシアのリペツクで生まれました。幼い頃からバレー、体操、音楽が得意でした。 Lugansk 美術学校に在籍していた17歳の時、その年の最も優秀な学生に選ばれました。

Michael とInessa は、Lugansk美術学校のキャンパス内のバスの停留所で知り合いました。Inessa が翌朝気がつくと、彼女のアパートの階段や街中の建物の壁に彼女の絵が描かれていました。Michael が夜を費やして描いたのです。彼は逮捕されましたが罰せられませんでした。警察もMichaelの本当の恋心に同情しました。

結婚から数年後、Michaelは、大学の課題作品として娘を描き始めました。ところがMichaelの留守中に、当時2歳のお嬢さんがその1つの作品を見つけ、それに触れてダメージを与えました。母親のInessaは、夫のMichaelがそのことで怒らないように、絵を修正してMichaelに見せました。それを手にした彼は、”これまでの自分の最高作”と評価しました。その新しい作品に驚き、妻の腕前を即座に認めざるを得ませんでした。その事件が夫妻の共同制作を始めるきっかけとなりました。


下記のそれぞれのリンクから Michael and Inessa Garmash の作品をご覧になることができます。

Click on the links below will take you to the sites where you can see the images of the works of Michael and Inessa Garmash.



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feature artist of the week (2) Vicente Romero
 



English biography Click here



1956年にスペインのマドリードで生まれ、1982年に、サンフェルナンド美術大学で学位を取得しました。 彼の油絵の技術は、伝統的なトレーニングに負うところが多いようです。しかしやがて、パステル画への興味が膨らみ、より直接的でおおらかで無類の繊細な体験を提供してくれることを発見しました。

最近、再び、殆ど忘れていた油彩画の作品の制作も始め、これらの2つの技術によって織り成される相互の対話を豊かに創造しています。

1987年以来、コスタ ブラバで暮らしていますが、絵画制作の仕事場に、地中海の平和できらめきのある場所を選びました。それによって、彼のアートはきらめきで覆い尽くされていることは、確かです。


下記のリンクから Vicente Romero の作品の画像をご覧になることができます。

Click on the links below will take you to the sites where you can see the images of the works of Vicente Romero .



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2011年11月20日日曜日

artist John P.O'brien / Victor Shvaiko

Delphin Enjolras


this week's world wide artists


feature artist of the week (1) John P.O'brien (1951-2004)


English biography Click here



2004年 10月 24日 世界中の美術ファンにとって悲しい事件がありました。この日アイルランド系アメリカ人の人気画家、John P.O'brien が、カルフォルニア州Petalumaの自宅で愛妻に看取られ、53歳で安らかに息を引き取りました。 彼は、献身的で愛情深い父親であると同時に、世界的に認められたアーティストであり、アイルランドのすべての物に対する支援者でした。 自身の多様な作品の中で表現すべき物に対する審美眼を持ち、そうした彼の人生の中での愛する物への思い入れは、強く永続的でした。 2004年の春に悪性黒色腫の診断を受けましたが、病状と治療が限界に達するまで作品を制作し、美術教師の仕事を続けていました。 病気と果敢に闘い、最後は、静かに安らかに旅立ちました。

ニューヨークの名門、美術学生リーグで学んだ後、グリニッジビレッジのスタジオの他にサンフランシスコやパリでも作品を制作しました。 伝統的な技術の習得と天性の審美眼、そして、アメリカ人印象派の画家達への傾倒といった特質の融合が、全ての作品の中に見受けられます。 屋内や屋外を描いた作品は、全て想像によって描かれており、鑑賞者を ”あんな所にいることができればいいなぁ” という思いに駆り立てます。全米各地で多くの個展を開催するという名誉に浴し、多くの作品は、アメリカやヨーロッパで個人の所蔵品となっています。 最も成功した一連のロマンテックな室内画やヨーロッパスタイルの街頭画に加えて、壁画、あらゆる年代の人物画、挿絵といった仕事の依頼も受けていました。

Johnの作品から、現代のアートでは滅多に見受けられない神秘とロマンが伝わってきます。 洗練された職人芸と詩的な理想、そして現代的感覚によって独自のスタイルを生み出しています。これこそが、” 現代のロマンテックリアリズム ” として知られている所以でしょう。  イタリア、フランス、アイルランドに対する彼の熱い想いは、優雅な室内、ヨーロッパの街頭シーン、ありふれたカフェやパブといったロマン漂う舞台の中で見受けることができます。

Johnの死後、妻と二人の娘が残されました。彼に触れた全ての人々は、彼の暖かな微笑みや紳士的な振る舞いをいつも思い出すそうです。


下記のそれぞれのリンクから John O'brien の作品の画像をご覧になることができます。


Click on the links below will take you to the sites where you can see the images of John O'brien's art works.


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feature artist of the week (2) Viktor Shvaiko

English biography Click here

ロシアのアルタイという地方で生まれ、純粋な自然の美に囲まれて育ちました。彼の女神である大自然の中では、絵を描く子どもとして創造的なひらめきに事欠きませんでした。天性の素質と向上心が、有名なNovoaltaisk美術学校で数年間学ぶ機会を可能にしました。懸命な努力によって芸術的な成長が達成されたのにもかかわらず、当時のソビエト連邦から提供される全てのチャンスに限界を感じるようになるには、時間を要しませんでした。

ヨーロッパへのピザを取ることが不可能であったため、Shvaikoは、死の危険を覚悟して、勇敢にもイタリアに脱走しました。そこでは、ローマの路上で絵を売ったり、工芸品を制作するなどして生計を立てていました。

彼の作品がアメリカで広く認められてから、更に人気は上がり続け、イタリアの露天商としての一時的な滞在者時代からは想像もできない程の名声を得ました。 現在では、世界の最も偉大なアーティストの一人と見なされています。

下記のそれぞれのリンクから Viktor Shvaiko の作品の画像をご覧になることができます。


Click on the the links below will take you to the sites where you can see the images of the works of Viktor Shvaiko.


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公式サイト   official site



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2011年11月14日月曜日

artist Alan Maley / Christa Kieffer

                Delphin Enjolras




this week's worldwide artists


今週は、古き良き時代の優雅な絵画を描いた二人の画家を取り上げます。一人はイギリス人画家、Alan Maley (故人)、もう一人は、ドイツ人画家の Christa Kieffer です。


In this feature, I will introduce two painters who worked (or works) for elegant paintings in the good old times. one is Alan Maley (1931-1995), a British painter, the other is Christa Kieffer, a German painter.

feature artist of the week (1)   Alan Maley (1931-1995)


English biography is here


イギリスで生まれ育ち、名門、王立美術アカデミーへの進学を蹴って、華やかな映画の業界に入りました。、5年間に及ぶ舞台芸術家としての長く辛い見習い修業を積んでいましたが、ポリオを患ったために、舞台芸術家のキャリアを急に中断しなければなりませんでした。1年間の療養生活を送りながら、再度歩けるようになるための訓練に励みました。この時期が、彼の人生にとっての重要な転換点となりました。もはや大型のカンバスによる背景画の制作の注文に応じることは、体力的に限界だと気づきました。

折しもその頃、彼の才能が、彼に渡米を導くこととなった Walt Disneyによって認められました。マット アーティストとして、特殊効果の魔法の世界に入る機会を授かったのです。 ディズニー映画 ”ベッドかざりとほうき” という作品においてAlan と彼の仲間のスタッフは、アカデミー賞の視覚効果賞を受賞しました。 彼の高い芸術性は、” 007 私を愛したスパイ ” ” 博士の異常な愛情 ” ” ベケット ”  
” レイダース / 失われたアーク ” といった他の映画作品においても見受けることが出来ます。映画関係の仕事の多忙なスケジュールの合間を縫って、自身の絵画作品の制作にも勤しんでいました。 19世紀に対する彼の愛着とその時代についての広範囲な調査が、非常に明確な形で作品化されています。 興味を引く活動や日常の出来事が、古の舞台と美しく織り合わされ、優雅な時代における人物と場所の魅惑的な場面を創り出しています。彼の原画や限定版複製画は、世界中の美術収集家の間で引っ張り凧となっています。

1995年、64歳で突然、他界しました。世界は才能に恵まれた非凡な一人の人物を失うことになりました。 彼の穏やかで愛情に溢れた人柄は、その美しく魅惑的な作品の中に今後も永く生き続けるでしょう。



下記のそれぞれのリンクより Alan Maley の作品をご覧になることができます。

Click on the links below will take you to the sites where you can see the images Alan Maley's art works.




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feature artist of the week (2)   Christa Kieffer


English biography is here



ドイツのTubingen という都市で生まれ、彼女の絵の潜在的な才能は、幼稚園の先生によって、見出されました。彼女がお絵描きに集中できるように、静かな部屋を確保してもらっていた程でした。 

絵画の勉強のためにヨーロッパのあちこちを転々としていましたが、後にロサンゼルスのアートセンターカレッジ オブ デザイン に進学するために渡米しました。 主にカンバスに油彩の作品を制作していますが、作品の質感に光沢を出すためによく上塗り絵の具も使用しています。

頻繁にパリを訪ね、早起きして夜明の大通りを散歩していて目に留まった魅力的な街の風景を写真に撮るそうです。



下記のそれぞれのリンクから Christa Kieffer の作品をご覧になることができます。

Click on the links below will take you to the sites where you can see the images of Christa Kieffer's works.


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2011年11月5日土曜日

artist Kathryn Andrews Fincher, Mark Keathley


this week's world wide artists


今週は、2人のアメリカ人アーティストをご紹介します。一人は、Kathryn Andrews Fincher と、もう一人は、Mark Keathley です。


I will introduce two American artists in this feature. one is Kathryn Andrews Fincher, the other is Mark Keathley.


feature artist of the week 1 Kathryn Andrews Fincher


English biography is here


幼い頃から芸術家の母と叔母によって、Kathrynの絵の才能が認められていました。子どもの時は、アートと絵画に夢中になりましたが、十代になるとスポーツに熱中しました。テニスで州の決勝大会に出場したり、水上スキーの全米トーナメントのチャンピオンの座を勝ち取り、1975年、日本で開催された沖縄海洋博に、水上スキーのアメリカ代表として参加するなどスポーツで大活躍しました。その後、フライトアテンダントとしてデルタ航空に就職しましたが、そこの国際スキーチームのメンバーとしても活躍しました。

最初の子供の出産後は、彼女の興味はスポーツからアートの勉強に変わりました。母と叔母から画家のFhilip Kekki (夫?)に従いてアートの勉強を続けることを後押しされ、自分の子どもをモデルにしてアート、複製画、ポスターの制作に励み、印象派のスタイルの訓練を受けました。彼の指導の方法は、光を強調するために色を重層的に塗り重ねることを含んでいました。過去に受けた構造的で古典的な教育から開放し、おおらかで新鮮な試みを与えてくれる印象主義の自由を彼女は満喫しました。

彼女の作品には、キリスト教への厚い信仰、子ども達への愛情、光への魅了が反映されています。作品に貫かれている光の輝きは、”子どもたちは、神様からの贈り物”という彼女の信念から発しています。 ”子ども達は、光の世界にいます。彼らは、神の創造物(生き物)の日常の奇跡を私達に気づかせる能力を備えています。” と、Kathrynは、述べています。 アートを通じて、自分の信仰、育児への献身を表現する方法を見出しました。どの子も個性的ですが、その表情や子ども時代の経験は普遍的なものがあります。


下記のそれぞれのリンクから Kathryn Andrews Fincher の作品をご覧になることができます。

click on the links below will take you to the sites where you can see the images of the works of Kathryn Andrews Fincher.


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feature artist of the week 2 Mark Keathley


English biography is here


Markは、東テキサスの農場で育ちました。彼の周囲の壮大で変化に富んだ世界をいつも心から愛し、楽しんでいました。ムカデを追いかけたり、ニワトリを飼育したり、小川を探検したり、父親と狩りをしたりといった鮮烈な思い出を持っています。その故郷の子ども時代のことが、彼が現在好んで描いているものに確かな永続的な影響を与えました。

たまに美しい風景にハッとすることがありました。子どもの頃、後で思い出に浸っているだけでは、満足できず、そんな素晴らしい瞬間を捕まえたいという願望に駆られました。 屋根裏で母の絵の具箱を見つけた瞬間、彼の興味と決心は、決定的となりました。 背中を押してくれる家族や友人、そして彼の目標への情熱が彼をプロの芸術家の道へと動かしました。 Mark の作品は、今や世界中で公開され、収集され、賞を獲得し、そして人々を楽しませています。


下記のそれぞれのリンクから Mark Keathley の作品をご覧になることができます。


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