著作権について

このブログでは、著作権保護の対象となっていない画像のみを掲載しています(著作権保護の対象となっている可能性のある画像についてはリンクのみを表示)。著作権保護については細心の注意を払っておりますが、万一、お気づきの点がありましたらお知らせください。







2011年4月5日火曜日

artist~Daniel F.Gerhartz  /  震災から1ケ月



あの悪夢のような大震災からもうすぐ1ケ月が過ぎようとしています。被災された方々にとっては、本当に長く辛い闘いの日々を過ごされていると思います。不幸にして亡くなられた方々とそのご遺族は、何と言っても一番お気の毒ですが、安否不明のままの方が、現時点で把握されているだけでも2万人近くおられるとか。そのご家族や友人の方々は、そのことばかりが気がかりでいたたまれない気持ちでしょう。まだどこかで、かすかに息をして助けを待っているのではないか?奇跡的に好条件が重なってどこかに生存しているのではないか.....私なら、形振り構わずあちこちを探し回らずにはいられないと思います。


この度の地震による原発事故に世界中の視線が注がれています。東電や政府は収束するにはまだかなりの時間を要すると言っています。一体いつになったら安心できる平和な日々がくるのでしょう。これを機会に原発に代わる安全な新しい電力供給システムの可能性への道を探る必要があると思います。
何といってもこの国は他の原発大国のフランスやアメリカと違って、地震、災害に古代から悩まされている国ですから。

今日の音楽




今日のglobal artist

このコーナーでは、現在、世界的に活躍している海外のアーティストをご紹介しています。 今日は、Daniel F. Gerhartz を取り上げます。


Daniel F. Gerhartz は、1965年にアメリカのウィスコンシン州のKewaskumという町で生まれ、現在も妻と子ども達と共にそこで暮らしています。10代の時にアートに取りつかれ、シカゴのアメリカン アカデミー オブ アートで学びました。その頃、精力的に美術館巡りをして、近代の西洋絵画の巨匠や、フランス、アメリカの印象派の画家達の作品から、創作意欲をかきたてられました。

現在は、近代ロシア絵画の壮麗な作品を生み出した画家達に興味を抱き傾倒しています。 ”それらの作品は、パッと人目を引くような派手さはありませんが、ゆったりとしていて、かつ技巧的で、率直でまやかしがありません。”と、daniel は、述べています。

実際、彼の作品の力強くこころを揺り動かされるような美しさは、ゆるやかで、率直でまやかしがないという彼の創作スタイルに支えられています。女性の人物画を得意としていますが、きわめて日常的で世俗的な風景から神聖で牧歌的な風景までを用いて、静かに休息している様子、一人で瞑想や黙想にふっけている様子など幅広い題材を描いています。

彼は、着衣の女性を描く達人ですが、ロマン主義やシンボリズムといった古典的な画家達の影響を受けています。彼の豊富な色使いや照明効果は、表現派としての筆使いとモデルの陰影の施し方によく調和しています。

彼の作品は、大胆で、野心的な技術によって、ドラマテックに表現され、繊細ではありますが、感情に強く訴えるものです。

描かれている題材は、彼の家族や友人を含めたウイスコンシンの地域や家庭といった身近なものでありながら、永遠性や理想主義を喚起させるのです。静寂と安らぎそして深く内省的な画像は彼の芸術に対する本物の知識から生み出されています。

ありふれた日常の風景が、現実味をおびた掛け替えのない価値ある風景に転換されています。人体の構造に対する精通した知識と複雑な描写によって、鑑賞する者に強い印象を残す視覚体験を与えるでしょう。

Daniel F. Gerhartzの作品が下のそれぞれのリンクからご覧になることができます。















今日の癒しの動画  (画面を拡大してお楽しみください。)


0 件のコメント:

コメントを投稿